―木村鋳造所御前崎製作所のことを教えてください。
木村鋳造所 御前崎製作所では、プレス金型用、工作機械・産業機械用、エネルギー関連などの大型鋳物製品を製造しています。製造の中心となるのは「フルモールド鋳造法」。3Dデータを設計するエンジニアや、そのデータをもとに発泡スチロール製の模型を制作するスタッフなど、多彩な職種が連携しながら製品を形にしています。
従業員は約400名。そのうち約100名が外国籍社員、60名近くが女性社員と、多様な人材が活躍しています。通勤圏は地元の御前崎市をはじめ、菊川市や掛川市など近隣地域が中心。地域に密着し、地元の人々とともに成長してきた工場です。
「鋳造」と聞くと、暑くて重労働な職場を想像するかもしれませんが、実際はロボット化や自動化が進み、作業環境は大きく変化しています。製造工程だけでなく、設計や模型制作など多様な部署があり、それぞれの適性やライフスタイルに合わせた働き方が可能です。勤務は主に2交代制や3交代制で、若手からベテランまで幅広い世代が活躍しています。