FEATURE

Vol.11
社会福祉法人賛育会 東海清風園

「お世話になってよかった」


地域の支えとなり安心もたらす介護施設

創立105年を迎えた社会福祉法人賛育会。御前崎で活動を始めてから70年以上経ち東海清風園は、地域に深く根を張り、介護を必要とする人たちに安心した生活を提供しています。今回は主任として活躍している2人に、介護職の魅力や働きやすい環境についてお話しいただきます。

インタビュー参加者

長尾 伸さん(介護課 2008年入職)
黒田 奈緒さん(生活相談課 2009年入職)

東海清風園で働くきっかけ

ー入社したきっかけや動機について教えてください

長尾 高校生の時に、介護の仕事のことを知り、「介護は若い人がやらないとダメだ」と思いました。家族や先生などに勧められたわけでも、家で祖父母と同居して介護をみていたとかもないのですが、使命感を持って短大に進学し、介護の道を目指して学びました。
清風園のことは、学生の頃より知っていました。地元出身なので家から近いということもありますが、地元に根差して長い歴史もあり、企業規模が大きいというのも安心感もあります。介護の仕事をやりたいという強い想いで入社しました。

黒田 私は大学の時に、社会福祉について学び、社会福祉士の資格を取ったのですが、その資格を活かしたいと考え入社しました。最初の現場は介護の現場だったので、仕事をしながら介護についても学び、「介護福祉士」の資格を取りました。
今は、生活相談課なので、「社会福祉士」の資格が役に立っています。
 あとは、地元出身者なので、生まれ育った地域で仕事したいとも考えていました。海があって、自然と触れ合えて、今の時期だとお茶畑の新緑が奇麗なのですが、田舎でゆとりを持った生活をしたいと考えていました。

担当している業務、今後の姿について教えてください

ー担当している業務について教えてください

長尾 介護課として、事業所の介護業務にあたっています。勤務時間は1日7.5時間ですが、7時から15時半の日勤もあれば、16時から翌9時の夜勤もあり、シフトによっては働く時間も様々です。
入居者の皆様、一人一人が様々な課題を抱えていらっしゃいます。その日、その瞬間で求められるものが変化しますが、入居者の皆さんが、どうやって対応すれば「日々、安全に過ごせるのか」を考えています。

黒田 私は生活相談課で勤務しており、入所の相談や契約、ショートステイ送迎や病院への送迎・付き添い、家族への連絡など様々な業務を行っています。
入居の相談で来られるご家族の方は、本当に様々な理由で相談にいらっしゃいます。介護の現場で3年間経験したことを生かして、ご家族の方の不安を解消し「安心して過ごせる」ことを伝えれるように努めています。

ー今後どのような職員になっていきたいですか?

長尾 主任となり、全体を見る立場になりましたので、入居者皆様の生活の質を上げていくために、チームのメンバーと意見を言い合える関係を構築していきたいです。時代の流れや入居者それぞれの想いに合わせて、柔軟に対応できる職員になっていきたいと思います。

黒田 入居者を最期まで看取る仕事なのですが、ご家族の皆様に「ここでお世話になってよかった」と言ってもらえることが励みになっています。今後は、この仕事のことを良く知りたいと思っています。主任として、後輩のみんなが、自信を持って仕事ができるように教育や育成に力を入れていきたいと思います。

歴史と安心感、そして働きやすい環境が魅力

-東海清風園の魅力はなんでしょうか?

長尾 企業として歴史もあり、母体もしっかりしているので、安心感があります。年間休日も122日に加えて夏期休暇が4日あり、職員として働きやすい環境や条件も揃っているのが魅力ですね。
職場の雰囲気もいいと思いますよ。非公式ではありますが、「釣り部」があって、みんなで釣りに行くこともあります。

黒田 今は、子どもが小さいため時短勤務で働いています。家庭での時間を大事にしてくれる職場なので、子育てしながらでも安心して働けます。一緒に働く、同僚や先輩も優しいです。同じように子育てしている同年代のママさんの職員もいるので、困った事があれば相談に乗ってくれます。仕事と家庭を両立できる職場環境があるのが魅力です。

充実した休日の過ごし方

ー休日はどのように過ごしていますか?

長尾 家族と過ごしています。一緒にあらさわふるさと公園に出かけて遊ぶことが多いです。最近はカメラを始めたので、子どもたちを撮影して楽しんでいます。
平日休みの時は、子どもたちの送り迎えをしたり、学校から帰ってきて一緒に過ごすので、子どもたちと接する時間が多いです。
また、夜勤明けなど一人で過ごす時間も有効に活用しています。介護は体力仕事ということもあるのでジムに行って体を鍛えたり、介護についての最新情報を勉強したりして、日々、仕事のためにアップデートするように心がけています。

黒田 私も二人の子どもたちと自然豊かな公園や家の庭で遊ぶことが多いですね。庭にブランコを作って遊んだり、お友達の家族を呼んでバーベキューしたりお家ライフを満喫しています。
最近は猫も飼いはじめたので、猫とよく遊んでいます。御前崎市周辺は持ち家率も高く、土地も広い方なので、私のようにペットを飼ったり、お家ライフを満喫する人は多いと思います。こういう、のんびりとした生活ができるのも、御前崎市で仕事をするメリットだと思います。

入社を希望する人たちにメッセージ

ー入社を希望する人たちにメッセージをお願いします。

長尾 介護の仕事は大変でネガティブなイメージがあるかもしれませんが、仕事を通じて人間的に成長できる良い仕事だと思っています。
「東海清風園なら安心だね」「東海清風園がこの地域にあってよかったね」 そう言われ続ける施設にしていきましょう。

黒田 新しく仕事を始めるということで、期待や不安もあるかと思います。この職場には相談しやすい同僚や先輩がいるので心強いですし、家庭と仕事を両立できる働きやすい環境だと思います。

企業からのメッセージ

東海清風園では、いつでもどこでも明るく元気な挨拶が交わされています。
ご利用者・職員双方に嬉しい「持ち上げない介護」を実践しております。 
また池新田・佐倉の両デイサービスセンターを含め、近隣の小学校や幼稚園、中学校や高校、そして特別支援学校とのかかわりが多くあります。特に駄菓子屋を復活させたえびす屋では、幼稚園児の社会体験として先生と一緒にお買い物に来たり、地域の子供たちや親御さん、学生や年配者、入居者の方たちが触れ合う「居場所」となっています。
若手職員が中心的役割を担って、地域住民や中高生に向けて出前講座を開催するなど、地域貢献にも力を注いでいます。
このように東海清風園では、子供から高齢者までの幅広いコミュニティスペースの拡大をめざして歩みをすすめています。東海清風園はここ御前崎の地で浜岡砂丘の風紋のごとく、社会福祉法人賛育会の「隣人愛」を基本としたホスピタリティを実践していきます!
施設長
生井 知三

社会福祉法人賛育会 東海清風園の
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