FEATURE

Vol.12
株式会社キャタラー

地元出身者が大活躍。


​飽くなき向上心で、世界の空気を護る。

自動車用排出ガスの浄化触媒を製造し、国内トップシェアを誇っている株式会社キャタラーさん。時代の変化に対応し、自らの技術を進歩させて、地球の空気を護ることに貢献している会社です。御前崎市をはじめとした地元出身者の従業員が多く、風通しがよく活気にあふれた社風が印象出来でした。今回は、御前崎市にゆかりのある若手社員3名にお集まりいただき、地元企業で働く魅力についてお話を伺いました。

インタビュー参加者

遠藤 綾さん(コーポレート戦略部 2019年入社 27歳)

矢野 海輝さん(機能製造本部 企画部 2016年入社 27歳)

貝塚 晴規さん(品質管理部 2024年入社 18歳)

キャタラーで働くきっかけ

―入社したきっかけや動機について教えてください

遠藤 小さい頃からものづくりの工程に興味があり、ものづくりに関わる仕事がしたいと思っていました。色々な企業を調べていた中で、父から地元にキャタラーという会社があると教えてもらったのがきっかけです。キャタラーが環境保全にも貢献している企業だと知り、地元企業で地域社会に貢献したいと思い、入社を決めました。

矢野 工業高校の機械科に通っていたんですが、当時の担任の先生に勧められたのがきっかけです。「地元で良い会社があるぞ」って。家から近いっていうのも魅力でしたし、周りの評判も良かったので、ここを選びました。

貝塚 小さい頃から自然を眺めるのが好きで、キャタラーが触媒技術を通じて環境貢献に取り組んでいるところに惹かれました。また、学生時代にキャタラーの納涼祭に参加した際に、社員の方々の楽しそうな雰囲気を感じ、ここで働きたいという気持ちが強くなったことも、入社の決め手になりました。

担当している業務、今後の姿について教えてください

―担当している業務について教えてください。

遠藤 コーポレート戦略部という部署で、世の中の変化を捉えながら会社経営をリードしていく役割を担っています。具体的には、将来ビジョンの策定や会社経営計画の策定、そしてそれを実現するための経営基盤の構築などをしています。また、社内風土改革にも力を入れて取り組んでいて、人的資本経営の推進や、共創活動の場として東京オフィスを設立しました。今後は会社のブランド戦略やマーケティングにも携わっていく予定です。

矢野 社内全部署のニーズに応える設備改善業務ですね。設備の製作・組立・取付、部品設計・治具製作・電気配線、塗装など、本当に多岐にわたります。一言でいうと便利屋みたいなものですね(笑)。業者に頼むと費用がかさむので、内製化で経費削減にも貢献しています。毎日違う仕事をするので、飽きることがありません。

貝塚 社内で作られた触媒の材料となる貴金属の量を検査する仕事を担当しています。検査方法は20種類ほどあり、それぞれ手順が異なるため、作業要領書を確認しながら作業を進めています。

―今後の目標やキャリアプランについて教えてください

遠藤 私を教育してくれた上司のように、後輩へ的確なアドバイスができる人になりたいと思っています。また、大きなプロジェクトのリーダーとしてチームをまとめ、引っ張っていける存在になりたいです。そして、会社にとってなくてはならない存在になることが、私の最終的な目標です。

矢野 社内の生産性の向上につながる様々なニーズに応えられるようになって、依頼者の想像を上回るものを提供できるようになりたいですね。そして、今の業務を進化させて、部署として独立し、社外からも発注を受けて稼げる部署にしていきたいと思っています。

貝塚 現在の検査業務を安定して行い、安全を最優先に作業できる一人前の分析員になることが目標です。そのためにも、分析作業に積極的に取り組み、分からないことはすぐに質問するようにして、コツコツと経験値を積んでいきたいです。

若手社員でも自立し成長できる環境が魅力

―キャタラーで働く魅力はなんでしょうか?

遠藤 キャタラーの魅力は、若手にも自ら考え、行動する機会を積極的に与えてもらえるところです。教育制度や研修内容も充実していて、等級に合わせた研修や、個人のスキルアップのための研修など、様々なプログラムが用意されています。私の部署は答えのない業務が多く、難しいと感じることもありますが、今まで経験したことのない業務内容を通して多くのことを学び、視野を広げることができ、大きなやりがいを感じています。

矢野 会社としては、車の排ガスを浄化する部品を製作しているので、環境問題に少しでも貢献できているのかなと思っています。国内だけでなく、海外にも8か国に生産拠点を構えているグローバルな会社です。僕個人としては、ニーズに応えた製作物を提供できた時にやりがいを感じますね。

貝塚 キャタラーの魅力は、職場の先輩方がとても優しいところです。「仕事は順調?」とか気にかけて声をかけてくださったり、質問や相談にも嫌な顔一つせず丁寧に答えてくださいます。仕事のやりがいは、分析作業の後で濃度やばらつきといったデータを確認し、その結果が過去のデータとほぼ同じだった時に、大きな達成感を得られることです。

地元企業だから実現する、心身ともにリフレッシュした働き方が可能

―御前崎市出身の皆さんが地元企業で働くメリットを教えてください

遠藤 御前崎市に住む一番のメリットは、昔から関わりのある友人と変わらずに繋がりを持てることです。休日は色々なカフェに行って、美味しいコーヒーを飲みながらおしゃべりを楽しんでいます。地元で働くことで、すぐに会える距離に友達がいてくれるのは嬉しいですね。また、御前崎市は海や山など自然豊かな環境なので、心身ともにリラックスできるのも魅力です。家族と愛犬とゆっくり過ごす時間も大切にしています。

矢野 会社まで通勤時間が短くて済むのが良いですね。プライベートでも仕事でも、住み慣れた地域で過ごせるので快適です。休日は家事を済ませたら、ゴロゴロしていることが多いですが、心身ともにリラックスできることがいいですね。

貝塚 地元に住んでいると、すぐに家族に会えることが一番のメリットです。休日は、兄弟で同じ趣味である「ガンプラ」を作るなど、一緒に遊んでリフレッシュしています。仕事で失敗して落ち込んでいる時でも、家族が励ましてくれるので、地元で、そして家族の近くで働けることが、仕事を長く続けられる秘訣だと感じています。

 

入社を希望する人たちにメッセージ

―入社を希望する人たちにメッセージ

遠藤 新しい環境や仕事に慣れるまでは、大変なこともあるかもしれません。でも、そんな時は遠慮なく先輩社員に質問してください。私を含め、多くの先輩が皆さんをサポートします。一緒に成長していきましょう!

矢野 配属先は希望通りになるとは限りませんが、どの部署もみんな仲良くやっているので、きっとすぐに馴染めると思いますよ。仕事柄、社内の様々な現場を見ていますが、どの部署もすごく雰囲気はいいです。それに職場は、家から近いところをお勧めします!

貝塚 就職活動において、最終的にどの会社を選ぶかは、自分がそこで働きたいかどうかが最も重要だと思います。そのためには、企業のことをよく知る必要があります。会社説明会やインターンシップなど、企業を知る機会があれば、ぜひ積極的に参加してみてください。後悔のない就職活動をしてください。

企業からのメッセージ

皆さんが想い描くキャリアへ向けて、キャタラーで様々なチャレンジをしてみませんか?

キャタラーは1967年に設立され『世界中の排ガスをきれいにしたい!』という想いのもと、この半世紀、成長してきました。
この間、技術力だけでなく、製品の品質も継続的に改善し、多くのお客様に「品質のキャタラー」と認めていただいています。
また、電動化へのシフトなども背景に、次の50年は、脱炭素などの更なる社会課題に取り組むことが環境貢献企業としてのミッションだと考えています。

当社では「従業員」を「財(たから)」として捉えて、『人財』と表現しています。
そしてC-HAM(Human-Asset Management)という学習システムを構築し、いつでもどこでも学習できるツールを活用して、仕事を通じた成長を支援する制度の充実を進めています。その中でも海外へ留学するグローバルチャレンジ制度は、若手の皆さんに人気のプログラムとして定着しています。その他にも、ワークライフバランスを実現するための様ざまな福利厚生制度を日々充実させています。

御前崎出身・在住の従業員も多く活躍しています。私達と一緒に次の世代へ安全・安心なより良い地球環境を残していきましょう!
人事部 部長
立松英俊

株式会社キャタラーの
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