FEATURE

Vol.06
株式会社川島組

創業90年、伝統ある建設会社で


充実のワーク・ライフ・バランスを実現

創業90年の歴史を持つ株式会社川島組。本社のある掛川市を中心に公共工事などを長年請け負ってきた地域密着型の建設会社です。近年は不動産業や工場建設部門にも力を注いでいます。そんな同社を長年支えてきた原田社長と2人の男性中堅社員に、仕事に取り組む姿勢と余暇の過ごし方について、話をうかがいました。

座談会参加メンバー

原田孝典社長
増田晋也さん(29歳、2015年入社、土木部土木一課)
緒方雄介さん(28歳、2014年入社、建築部建築一課)

地域ナンバーワン企業を目指す

―最初に川島組さんの事業について、ご案内いただけないでしょうか。

原田 弊社の事業は、建築、土木、不動産、そして工場の建屋建設に特化した「ファクトリア」の4部門に分かれています。従業員数は管理、営業部門を加えて約40名です。土木工事の多くは市内の公共事業を受託しています。土地の造成や防災ダムの建設も手掛けてきました。建築事業は、自治体からの受託工事がいくつかありますが、基本的には民間企業や個人のお客様からの発注です。一般住宅をはじめ、商業施設、医療施設、教育施設など、幅広い分野のニーズに応えてきました。

―年間何本ぐらいのプロジェクトを進めているんでしょうか?

原田 小規模の工事を含めると、500~600本程度です。そのうち10本ほどが、竣工から完成まで1年ほどかかる大規模工事です。

―会社の目指す方針を教えていただけますか?

原田 わかりやすくいえば、「地域ナンバーワン企業」ですよね。川島組は昔からの歴史ある会社です。ただ、その伝統にあぐらをかいているのではなく、新しいことにどんどんチャレンジしていきたい。原材料のコストも上がってきているので、来年は今年以上に売り上げを伸ばす必要があります。規模も拡大したいので、そのためにも優秀な人材が我々の仲間になってほしいです。

―社員は、地元在住・出身者の方が多いですか?

緒方 はい。県西部に住んでいる人がほとんどです。

原田 焼津市から通っている社員が一番遠距離通勤です。

増田 私は磐田市から、緒方は袋井市から通勤しています。通勤時間は20分~30分です。

地域の「縁の下の力持ち」として

―地元企業に勤める魅力はどんなところにありますか?

原田 単身赴任や転勤は基本的にありません。工事現場も掛川市内と近隣市町ですので、基本自宅から車で直行直帰できる距離です。

増田 通勤時間も短くて済みますし、土地勘もある。Uターン就職であれば、中学や高校の交友関係も復活します。

―道路や下水道、公共施設といったインフラを整備するやりがいも大きそうです。

増田 はい。自分たちが子どものころから利用している道路や建物を新しいものにつくり直す喜びがあります。「縁の下の力持ち」的な感じで、普段みんなが「誰がどうやって作ったんだろう?」などと意識せずに利用している道路や、下水道、公共施設といった、日常に当たり前に存在するものを整備しています。

―お2人はどのようにして入社を決めましたか? お2人を拝見していると、明るい職場だろうなと、容易に想像できるんですが。

緒方 私は入社8年目ですが、入社時の面談担当者が優しい先輩だったので、入社を決めました。同僚はみんな気さくで、おっしゃる通り明るい職場です。

増田 私は地元企業を希望していて、最初に内定をくれた会社が川島組だったんです。私も先輩にいろんなことを教えてもらいました。20代のころは、現場で職人さんの質問に答えられないときに助言してくれるなど、毎日助けられていました。今でも困ったときにアドバイスをもらっています。

―今、受け持っている現場は何本ほどですか?

増田 小さい案件まで入れると8本ほどです。弊社も大きい事業の場合は積算するスタッフを専任で割り当てますが、規模が小さければ、現場監督が兼務しています。私たちは、現場を管理するだけでなく、積算やクライアント、自治体との交渉まで一通りできなくてはいけません。オールラウンダーでやっていく必要があります。仕事の全体像が見渡せ、総合的な仕事のスキルが身につくわけですね。

仕事と余暇を両立しやすい職場環境

―日々の暮らしと仕事の両立はできますか?

原田 土日、祝日は休日で、年間休日数は105日です。

緒方 休みをきちんと取れるので、メリハリをつけて仕事に取り組むことができています。

―お2人の趣味を教えてください。

増田 共通の趣味はサバイバルゲームです。週末や平日の夜に、会社の同僚や協力会社の人たちとみんなで楽しんでいます。

緒方 浜松市や焼津市の専用施設で遊んでいます。すごいストレス解消になりますし、オフの時間を共有するとお互い仕事では見せない部分が出るので、信頼関係が強くなります。

増田 建築業界は、人と人との繋がりがとても大切です。やっぱり人づきあいが好きな人が向いているというのはあると思います。土木や建築という仕事は、どんなにデジタル技術が発展しても、お客さんたちと直接話す機会がなくなる仕事ではありません。コミュニケーション能力が高くて損は絶対ないと思います。

―その他休日はどんな過ごし方をしていますか?

増田 日帰り旅行によく出かけます。バイクや車に乗って遠出をしています。

緒方 平日の夜や休日に時間があると、自分で料理をつくっています。得意料理はオムレツですが、ナスのおひたしや魚料理など和食もよくつくります。

増田 (料理した写真を見て)緒方さんの好感度がめちゃくちゃ上がった(笑)

原田 弊社は静岡県の男女共同参画社会づくりに賛同し、掛川市の「子育てに優しい事業所」の認定も受けています。女性の就労環境やワーク・ライフ・バランスの充実にも会社全体で取り組んでいます。男女問わず働きやすい職場です。

―ありがとうございました。

企業からのメッセージ

技術者、営業職、事務職、幅広く募集しています。新規事業獲得のため、とりわけ営業職を複数人採用したい。経験は別になくてもいいんです。分からないことは、ここにいる増田や緒方をはじめ、先輩従業員から習えばいい。まずは明るくて、コミュニケーション能力のある前向きな方に仲間になってほしい。やはり人付き合いや仕事に対する姿勢は、社内外を問わず、仕事を円滑に進める上での基本ですから。
社長
原田孝典

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