FEATURE

Vol.08
株式会社おいもや

若いスタッフの風通しの良さが魅力!


企画力で干し芋のECサイトを全国区に

株式会社おいもやは、遠州地方特産の干し芋の販売を、楽天などECサイトを中心に全国展開しています。同社の事業は、干し芋販売だけでなく、サツマイモを利用したスイーツやギフトの販売などにも力を入れており、楽天のスイーツ部門においては、「ショップ・オブ・ザ・イヤー」を16年連続で受賞しました。今回はEC事業部に所属する4人の社員の方に、活気あふれる同社の魅力をうかがいました。

座談会参加者

椎名 光さん(EC事業部 34歳)

イングリッシュネーム:カール

比嘉 琉治さん(EC事業部 24歳)

イングリッシュネーム:チェル

伊藤 優希さん(EC事業部 27歳)

イングリッシュネーム:ピギー

大石 唯さん(EC事業部 23歳)

イングリッシュネーム:ユニ

入社のきっかけ

―4人ともお若いですね。社員の平均年齢を教えてください。

椎名 会社の平均年齢は33歳です。新卒入社の社員も増えているので、来年度はもう少し低くなると思います。

―皆さん、どういったきっかけで入社されたんでしょうか?

椎名 今日の参加者のうち、新卒は大石だけで、比嘉、伊藤、私は中途入社です。私は以前、東京都内の会社でECサイトの運営をしていました。2015年に故郷の浜松に戻ることになって再就職先を検討していく中で、インターネット販売に特化した勢いのある会社が県西部地区にあると聞いて、中途採用枠にエントリーしました。

比嘉  自分は新卒で入った全国規模のアパレル店舗で、その運営に携わっていたのですが、オンラインショップに大きな可能性を感じていました。結婚を機に妻の実家のある静岡県内に引っ越すことになった際、この会社なら、商品開発、企画、ページ制作、運営など、オンラインショップに関わる業務全てに携われると思って、入社しました。

伊藤 私も同じです。リアル店舗の運営でコロナ禍を経験し、今後ECの市場規模が一層拡大していくことを実感していました。成長していく業界に身を置きたいと考えるようになり、静岡県内でECに携わることができる「おいもや」への転職を決めました。

大石 私は学生時代、就職活動のテーマにしていた「挑戦」と「安心」の両方を「おいもや」に入れば実現できるのではないかと感じて、入社しました。実際入社1年目から、マーケティングやプログラミング、デザインなどスキルを磨いて新しい仕事に「挑戦」でき、かつ、農家さんへのリスペクトを欠かさない地元のEC企業という点に「安心」を感じることができました。

担当している業務について

―おいもやでは、直営ショップと楽天などのECモール合わせて計11のECサイトを運営しています。EC事業部の皆さんは、どのように仕事を分担されていますか?

伊藤 担当する店舗を決めて各自で運営しています。店によってコンセプトや特徴、傾向が異なるので、店舗ごとに運営ノウハウが異なります。

比嘉 ただ、ECサイトは原則24時間注文を受け付けられるので、スタッフ共通で出社後最初に確認するのは最新の売上データです。キャンペーンなどを展開すると、朝出社したときに前日と状況がガラっと変わっていることがあります。販売データを分析しながら、機会ロスをなくし、売り上げ増につなげられるのか、日々検討しています。

伊藤 事業部全体では年間のイベントカレンダーに沿ってキャンペーンを進めていきます。1~2月は、バレンタインや母の日に向けて準備を進めています。花と干し芋、サツマイモを素材にしたスイーツを組み合わせて商品展開しています。

―干し芋だけでなくスイーツやプリザーブドフラワーの取り扱いを始めたのはいつ頃からですか?

椎名 スイーツは、比較的早くから新商品を開発してきました。花の取り扱いは、約10年前から始めています。スイーツやプリザーブドフラワーなどとセットで贈り物として提供することによって幅広い層のお客様においもやの商品を知ってもらえる機会になっていると思います。
花とお菓子のセットは相乗効果があるので、300種類ぐらいの商品を取り揃えています。新しい商品を提案し続けているからこそ、16年連続で楽天さんから賞をいただけているのだと思います。

サツマイモへのこだわり

―1番売れている商品はなんでしょうか。

大石 やっぱり看板商品の「2代目おいもやの干し芋」ですね。半生の干し芋を商品化したのも、うちが初めてじゃないでしょうか。スイートポテトも人気があります。他社さんと差別化できる点は、製造工程にこだわっているところですね。EC事業部でも、おいもやのこだわりについて、SNSなどで積極的に発信しています。

―使用するサツマイモは地元産ですか?

椎名 はい。地元産がメインです。もともと現会長がサツマイモの栽培農家で干し芋を作り始めて、販売し始めたのがこの会社の事業の始まりです。ですので、いまでも周辺の近隣農家で採れたサツマイモを仕入れて干し芋やスイーツに加工しています。

―遠州地方は、干し芋発祥の地ですしね。

椎名 諸説ありますが、そうですね。

―皆さんも会社の干し芋を食べていますか?

全員 毎日食べてますよ!

伊藤 私はお茶受けにしています。ダイエットにもいいですし。

比嘉 私は沖縄県出身ですが、実家に帰省するときにお土産に持って帰っています。沖縄では干し芋はあまり販売していないので、かなり喜ばれます。

大石 私は祖母によく贈っています。ご近所に「私の孫の会社の干し芋だよ」といって配ってくれているみたいです。

風通しがよく、ユニークな社風

―その他、サービス面で工夫している点はありますか?

椎名 お客様とのコミュニケーションを一番重視しています。丸い形をした「マンマルノ」というスイートポテトは、お客様とオンライン会議を通じて一緒に開発した商品です 。

比嘉 昨年10月には3年ぶりに「芋フェス」という芋掘りイベントを開催しました。わが社のサツマイモ畑のオーナー制度から発展した収穫祭のイベントです、当日は500人が全国各地から参加しました。フェスのオリジナルTシャツもつくったんです。

―その他、なにか新しいプロジェクトは進行中ですか?

椎名 サツマイモを素材にした新商品をつくろうというアイディアは、社内で常に検討されています。全社員から提案を募集しているんですよ。「じゃあ、手を挙げてやってみたら」というのがうちの会社の文化です。たくさんの企画案を、企画会議でブラッシュアップしていき、商品化に進みます。

―すごく風通しのよい社風ですね。

比嘉 他にも社員全員にイングリッシュネームをつけて、社員同士の垣根を低くする文化もあります。4年前に社長の提案で始まりました。名前は自分で決めるんです。

―皆さん、どんなニックネームですか?

比嘉 僕は 「りゅうちぇる」と同姓同名なので、「チェル」です。

大石 私はユニ。

伊藤 ピギーです。

椎名 カールです。

―ちなみに関谷社長のイングリッシュネームはなんでしょうか。

椎名 社長は花にちなんでローズです。

―社内の部活動も盛んだと聞きました。

大石 私はボードゲーム部の部長です。隔週で集まって、人生ゲームやジェンガをしています。

椎名 他にもゴルフ部や登山部、テニスや卓球をするラケット部などがあります。ゴルフは打ちっぱなしの練習にみんなで行きます。登山部は、掛川市内の粟ケ岳や静岡市の満観峰などに登りました。

入社を希望する人たちにメッセージ

―新しく入社を希望する人たちにメッセージをお願いします。

椎名 ネットショッピングの運営というと、難しい仕事に感じる人もいると思うんです。でも、運営ノウハウや知識は私たちが教えられるものなので、そこは恐れずチャレンジしてほしいです。何よりチャレンジ精神や努力を惜しまない姿勢が、うちの会社では一番求められます。未経験者の方でもまず好奇心を持って応募してほしいですね。

大石 私も入社時は、ネットについて何も知らない状態でしたが、メンターとして、先輩が1人ついてくれたので、1年目から新しい仕事を任されても、相談できて、「安心」を感じられたので、思い切ってチャレンジできました。

伊藤 初心者でもやる気さえあれば、どんどん仕事を任せてくれます。「じゃあ、それやってみようよ」という社内の応援が、あなたの後押しになります。ぜひ、私たちと一緒に仕事をしましょう。

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